Ars Vivendi|「東日本大震災後の障害者運動の動き――災害支援のなかでの障害者」

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2011年7月31日 日本女性学会2011年度大会 ワークショップ3 東日本大震災は、災害が起きる前からあった問題を浮き彫りにする契機だといえるでしょう。福島で出会った多くの障害女性は、本来利用することができるはずの支援も受けず、なすべき主張もせず暮らしてきていました。今、原発や福島をめぐって発せられる多くの発言の背景には、女性とは子どもを産むものであり、またその生まれてくる子どもは障害者であってはならないという図式が存在しています。そして女性と障害者をめぐる暗黙裡の図式が、古井さんの復興支援に携わろうとする熱意を「足手まとい」「迷惑」とよび、介助者に障害のある子を産む覚悟を問う問いを発せさせています。
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Ars Vivendi|「東日本大震災後の障害者運動の動き――災害支援のなかでの障害者」
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2011年7月31日 日本女性学会2011年度大会 ワークショップ3 東日本大震災は、災害が起きる前からあった問題を浮き彫りにする契機だといえるでしょう。福島で出会った多くの障害女性は、本来利用することができるはずの支援も受けず、なすべき主張もせず暮らしてきていました。今、原発や福島をめぐって発せられる多くの発言の背景には、女性とは子どもを産むものであり、またその生まれてくる子どもは障害者であってはならないという図式が存在しています。そして女性と障害者をめぐる暗黙裡の図式が、古井さんの復興支援に携わろうとする熱意を「足手まとい」「迷惑」とよび、介助者に障害のある子を産む覚悟を問う問いを発せさせています。
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http://wayback.archive-it.org/2438/20110301000000/http://www.arsvi.com/2010/1107ac.htm
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