セキュリテ被災地応援ファンド | [震災から2年。現在の課題と求められるもの] ヤマウチ （宮城県南三陸町/魚介類の生鮮品販売等）

東日本大震災から2年。被災地の事業者に現在直面している課題、必要としているもの、これからの抱負を伺った。ヤマウチ（山内鮮魚店）の場合、「課題としては資金調達、人材の確保、原材料の調達などです。まず震災前の売り上げに戻すべく仕事に取り組んでいますが、働く人の人員が十分に確保できていません。あわせて原材料の生産も順調ではなく、売れ筋の商品をつくることができません。船の不足、養殖の種の不足などにより原材料の生産量が戻っていないため、販売売上も戻っていません。他の事業者についても、安定した生産ができていないため、販売先への営業も十分にできていません。 売上不足から、毎月運転資金がショートぎみです。原料の買い付けや細かい備品をたくさん揃えなければならず、そのためにまとまったお金が出ていきます。」