宮城民医連　No.22 災害復興ニュース 2011年4月4日発行 [PDF]

3月11日、私は学校のある石巻にいました。石巻は大きな被害を受けた場所の一つです。海が近くにない場所であっても、一体が浸水し 4 時間外に出ることが出来ず食糧・水などを入手することは困難でした。私の住んでいた地域では地震から 1 週間以上経ってもライフラインが復旧することはありませんでした。今まで普通に生活してきたことがどんなに幸せだったか資源の大切さを実感しました。そして石巻にはもう、3 年間生活してきた通学路や街並み、学校生活の思い出の場所はどこにもないのです。