とうほう地域総合研究所　福島の進路 2013.5｜調査　平成24年（2012年）の県内経済活動の回顧

平成24年は、震災から約1年が経過する2月に復興庁が発足し、福島県にとっては東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故からの本格的な復興をスタートさせる年となった。本県経済は、震災直後急激に落ち込んだものの、その後は復興需要の効果もあり回復傾向が続いている。しかし、原発問題の影響で若年層を中心に5万人以が未だに県外避難を余儀なくされている状況である。