渥美財団｜呉正根「東日本大震災を通してみた日本と韓国とのこれから進むべき道」

結婚式を 1 週間残した 2011 年 3 月 11 日。妻と私は、韓国で結婚の準備に余念がなかっ た。韓国の伝統衣装を注文した後、午後 2 時頃、遅い昼食を食べるために食堂に入ったと きにテレビでまるで映画のような場面が演出されていた。 3 月11日大震災と巨大な津波が それだった。直接テレビで見ながら、私は自分の目と耳を疑わざるを得なかった。そこは これから 1 週間後にある結婚式を終えて行かなければならところ、まさに日本だからだ。