SGRA 関口グローバル研究会|エッセイ299 シム チュン キャット「日本に「へえ~」その8:それでも耐えるのですか?」

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2011年6月29日配信 3・11の天変地異から100日以上が経ちました。余震のない日が増え、あの日に覚えた地震に対する恐怖心が減りました。スーパーの棚に並ぶ品物が増え、ACのテレビCMが減りました。被災地で見つかる死体の数が増え、新聞のトップページに載る行方不明者の数が減りました(でもまだ7000人以上が行方不明です)。いろいろなものや気持ちが増減している中で、変ってほしいのに変らないものもあります。あきれるというより怖いぐらい、福島原発事故の深刻さとそれについての専門家たちの発言の曖昧さは変りませんでした。諦めたくなるというより殴りこみたいぐらい、日本の国会での笑えない茶番劇も変りませんでした。そして、驚くというより悲しいぐらい、日本国民の忍耐強さも変りませんでした。
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35.7124972,139.7281405
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KH
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Scope
One Page
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Japanese
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Japanese Title
SGRA 関口グローバル研究会|エッセイ299 シム チュン キャット「日本に「へえ~」その8:それでも耐えるのですか?」
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2011年6月29日配信 3・11の天変地異から100日以上が経ちました。余震のない日が増え、あの日に覚えた地震に対する恐怖心が減りました。スーパーの棚に並ぶ品物が増え、ACのテレビCMが減りました。被災地で見つかる死体の数が増え、新聞のトップページに載る行方不明者の数が減りました(でもまだ7000人以上が行方不明です)。いろいろなものや気持ちが増減している中で、変ってほしいのに変らないものもあります。あきれるというより怖いぐらい、福島原発事故の深刻さとそれについての専門家たちの発言の曖昧さは変りませんでした。諦めたくなるというより殴りこみたいぐらい、日本の国会での笑えない茶番劇も変りませんでした。そして、驚くというより悲しいぐらい、日本国民の忍耐強さも変りませんでした。
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frequency | Once | scope | Page | email | | language | Japanese|
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http://wayback.archive-it.org/2438/20110301000000/http://www.aisf.or.jp/sgra/active/sgra2011/8.php
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http://www.aisf.or.jp/sgra/active/sgra2011/8.php