（財）日本国際交流センター - 東日本大震災に対する米国からの寄付は504億円 [PDF]

日本国際交流センター（JCIE）では、東日本大震災に対する米国からの民間寄付の動向を把握するために日米の団体・企業を対象とした調査を行った。その結果、日本の震災に対する米国からの民間寄付は、6億3020万ドル（約504億円）と推計される。今回の震災では、日本国内でかつてない規模の寄付が集まったが、海外でも大規模な募金活動が起こった。近隣の韓国や台湾をはじめ多くの国から寄付が寄せられたが、民間寄付の金額が最も大きいのは米国である。米国人の海外の災害に対する寄付としては、2004年のインド洋津波、2010年のハイチ地震に次ぐ規模で、先進国の災害に対する寄付としては、米国のフィランソロピー史上最高額である。