JICA | 避けられたはずの死を防ぐ（東日本大震災）2011年（平成23年）4月22日

－被災地で医療活動に当たった国際緊急援助隊経験者－停電した病院に次々に担ぎ込まれる負傷者、余震が続く中、床に敷いた毛布の上に横たわる患者――東日本大震災の被災地からは、機能が飽和状態にある病院の様子が頻繁に報じられた。日本各地から被災地に駆けつけ、不眠不休で病院の後方支援に当たる医療関係者の中には、国際緊急援助隊（Japan Disaster Relief Team： JDR）での活動経験を持つ医師や看護師らの姿もあった。JDRではなく、災害派遣医療チーム（Disaster Medical Assistance Team：DMAT)としての活動だ。