JICA | 国際協力の経験を生かして被災者を支援　2011年（平成23年）4月8日

福島県二本松市のJICA二本松青年海外協力隊訓練所（JICA二本松）では、東日本大震災発生の3日後から福島県の要請に基づいて、福島第一原子力発電所周辺の住民を中心に、施設の一部を避難所として提供している。地震発生から4週間。本部からの応援要員も含め、JICAの職員は、福島県と二本松市の職員と協力し、避難所の運営に取り組んできた。日々変化する住民のニーズにどう応えているのか、開発途上国に対する支援の経験は生かされたのか―。受け入れ当初から約2週間、現場指揮を務めた斉藤祐巳・前JICA二本松所長に、鈴木規子広報室長が聞いた。