東北大学大学院農学研究科家畜福祉学寄附講座 | 要望書 [PDF]

ウシは公益上貴重な存在です。すなわち、被曝したウシは世代を重ねることにより産業動物への復帰は可能なのか、低線量の放射能被曝を受け続けるウシは健康を損ねるのか、放射能汚染された公共草地や里山は放牧牛の採食により除染でるか、などを科学的に明らかにするにはこれらのウシが必要です。さらに、原子力発電所の爆発という未曾有の事故を記憶に留めるモニュメント的存在としても、これらのウシを後世に残す展示は重要な公益性を有すると考えます。そこで、以下を要望します。