村井 和輝さん・釜石市 （釜石の人々） - Starting Over 三陸 -

村井さんが大学2年生へと進学する2011年の3月に東日本大震災が発生し、一時的に釜石へと戻ります。そこで、大切なことに気づいたといいます。 「恥ずかしい話ですが、震災で被害を受けて、津波でまちを失ってから気づいたんです。人もいないし何もないと思っていた釜石にこそ、自分にとって大切な人がたくさんいたということに。だから、どうしても失くしたままでは嫌だと思ったのです。負けたくない、と」