Item Description
震災の記憶のマッピング実験より
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Off
Media Type
Layer Type
Archive
wtnv.studio network media art
Geolocation
35.541518, 139.44869
Location(text)
東京都町田市原町田
Latitude
35.541518
Longitude
139.44869
Location
35.541518,139.44869
Media Creator Username
hidenori watanave
Media Creator Realname
Hidenori Watanave
Language
Japanese
Media Date Create
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Japanese Title
Memories when the earthquake occurred: 東京都町田市原町田
Japanese Description
震災の記憶のマッピング実験よりそのとき何をしていましたか?
ちょうどその日に高校2年の学期末テストが終わって、帰りに母とデパートでご飯を食べてから、4か5階くらいのお店を見て回っていた時に、母が「揺れてる!」と言った。最初自分は全然わからなくて、でも確かにピンと立ち止まってみるとトントントンと小さく縦に揺れているのが分かった。だんだん横揺れになって大きくなるものの「4くらいだろう」と思っていたが、そのうち明らかに様子が違う揺れ方になり、そうこうしているうちに立っていられなくなった。お店の人が「店の中にいてください!連絡通路(すぐ近くに隣の建物とをつなぐ通路があった)は危険なので近寄らないで!」と言っていたのをすごく曖昧だが覚えている。母と自分はしゃがんで、そのとき家に一人だった兄に、揺れている最中に真っ先に電話を掛けた。確かそのあたりが揺れのピークだったと思う。かつてない横揺れだった…。揺れは5分以上続き、おさまって立ち上がったあたりで兄が電話に出た。なんとか無事だった。家具を一通りおさえて食器棚の戸を閉めガスを見てそれから外に出て電話に出たそうだ。家の外は砂埃がすごかったらしい。兄と電話をつないだまま、しばらくして避難階段から外に出たが、駅がひどく混み合っていて、改札のモニターにはNHKの映像が映し出されていた。それを横目に、幸い家がすぐ近くだったのですぐ帰った。家の中は、倒れてしまった家具もあったが兄のおかげで大きな被害はなかった。薄暗い中家具を応急である程度元通りにして、ラジオを持ってしばらく玄関の外で情報を聞いていたが「津波10m」だとか耳を疑うような情報が入ってきて正直つらかった…そんな最中にも度々大きな揺れがあったので気が気ではなかった。母は上の階や下の階の人と話をしていたりもした。本当に一人じゃなかったのが一番の幸いだと思う。18時頃に電気が復旧したのでやっと映像での情報を仕入れることができたがもう精神がパンクしかけていた。この日からしばらく(実は今でも)、家に一人でいることができなくなってしまった。
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https://jda-d7-migrate.adkalpha.com/en/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD%E7%94%BA%E7%94%B0%E5%B8%82%E5%8E%9F%E7%94%BA%E7%94%B0%20%282%29
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