流される屋根にしがみついて、水の中から頭だけを出していました | 大槌みらい新聞

Submitted by RIJS on
Item Description
防災無線は聞こえなかったんですよ。突然、誰かが「津波が来るぞ」と叫んだので、大きい道に逃げようとしたけれど、近くの川からあふれた水がチョロチョロと流れて来て、移動することができなくなったんです。だから、夫と一緒に近所の空き地のブロックの塀にしがみついたの。高台もなかったので「ここまで水が来たら終わりだな」と思ったね。不思議と怖いとか感じなかったなあ。あきらめの気持ちになってたみたい。
Translation Approval
Off
Media Type
Layer Type
Archive
Seeds
Location
0,0
Media Creator Username
KH
Media Creator Realname
KH
Frequency
Archive Once
Scope
One Page
Language
Japanese
Media Date Create
Retweet
Off
Japanese Title
流される屋根にしがみついて、水の中から頭だけを出していました | 大槌みらい新聞
Japanese Description
防災無線は聞こえなかったんですよ。突然、誰かが「津波が来るぞ」と叫んだので、大きい道に逃げようとしたけれど、近くの川からあふれた水がチョロチョロと流れて来て、移動することができなくなったんです。だから、夫と一緒に近所の空き地のブロックの塀にしがみついたの。高台もなかったので「ここまで水が来たら終わりだな」と思ったね。不思議と怖いとか感じなかったなあ。あきらめの気持ちになってたみたい。
old_tags_text
a:1:{i:0;s:21:"大槌みらい新聞";}
old_attributes_text
frequency | Once | scope | Page | email | language | Japanese|
Flagged for Internet Archive
Off
URI
http://wayback.archive-it.org/2438/20110301000000/http://otsuchinews.net/article/20121030/157
Attribution URI
http://otsuchinews.net/article/20121030/157