自治労連岡山県本部｜ボランティア報告５ [PDF]

臨時広報の配布では、九死に一生を得た方たちの話を聞きました。「親戚や多くの知人を 失ってしまった悲しみは癒すことはできないが、この災害を災害で終わらせることのない ように、今後の教訓にしてもらいたい」とぽつりぽつりと語る方。仮設住宅にやっと入れ て「これからが、出発の入り口に立ったところだ」と語る方。「子どもたちのためにも、食 べるものに気を配る毎日。親として、放射能汚染の勉強をしていかなくては」と語る方。 岡山から来たというだけで何にも力になれない私に、「ありがとう、ありがとう」とお礼を いう方。この方たちのためにも、一人の小さな支援の心を束にして次につなげていくこと が大切だ、と感じました。