NPO法人 秋田パドラーズ 通信｜2011/8/3 東日本大震災　ひとつの考え方の報告　気仙沼からトピック19 [PDF]

8 月 3 日に陸前高田第一中学校仮設住宅にアンケートをとりました。このアンケートから見えてくるものは、今まで足りていると思われていた物資でしたが、仮設住宅に住んでいる方々のおかれている立場によって徐々に生活の格差が出始めているということです。自立の為の第一歩の仮設住宅ですが、水道、ガス、電気は自分で支払い、また食費も自前でまかなわなければいけません。家賃は一応２年は無 料ですがその先が見えてきた方、見えない方が出始めてきています。また生活の基盤（仕事や家族）なくしては自立できないと思います。これからの生活に不安を抱えて、生きることが精一杯で、明日の食料さえ不自由している方もいます。贅沢品はともかく生活用品（消耗品）すらお金を使いたくなく支援して欲しいという欲求が見られます。トピックス－１８の神洋子さんの報告にも同じ様なことが書かれています。これから半年から１年の間には色々なケアが求められると思います。