そのまんまブログ: 気ままコラム２９ 被災地の支援者たち

今回は、支援者たちの話をまとめます。...さて、夜、会ったのは古い知り合いの保健師さん二人。 彼女たちは震災以来ずっと、自分も家族もそっちのけで住民のために奔走してきました。 家族が死亡したり行方不明になっている同僚もたくさんいるとのこと。 みんな、そういう状況をおして不休で働いてきたのです。でも、行政の初動が遅い、対応が悪いと住民から怒られます。それに言い訳できません。十分に役割を果たせていないという不全感・自責感を、自分自身も持っています。「胃の辺りに固い塊がある」「職員は疲れ、イラついている。だから、ちょっとしたことでぶつかる」被災地の公務員のあまりに厳しいストレスに、胸がつまりました。