障がい者と災害 | ぼつぼつブログ

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以前に新潟県中越沖地震の被災地調査の際に、障がい者の災害時の避難に関する課題を調べましたが、社会に対する関わり方がどうしても制限されがちな障がい者にとっては、災害時の受け皿や支援もまた限定されているという現実があります。震災時にある障がい者の方々は卒業した学校に避難しましたが、そこは避難所に指定されていませんでしたし、普段は自宅で生活している割合の高い障がい者は、いざという時に避難する場所すら地域にはないというのが私たちの社会です。そう考えると、やはり社会において弱いところから優先的に補強していくという視点をもっと実践していく必要があると思います。私たちは日常の中で何気ないふれあいを積み重ねています。意図的に助け合わなくても、ちょっと道を譲るとか、混雑している電車で席を譲るなどの行為は、社会生活の中で生じるわずかな摩擦を経験する中で関係性が育まれるわけですので、まずは社会的な参加機会をもっとできるようにすることはとても大切です。
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35.7966194, 140.0203494
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35.7966194,140.0203494
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KH
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One Page
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Japanese
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障がい者と災害 | ぼつぼつブログ
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以前に新潟県中越沖地震の被災地調査の際に、障がい者の災害時の避難に関する課題を調べましたが、社会に対する関わり方がどうしても制限されがちな障がい者にとっては、災害時の受け皿や支援もまた限定されているという現実があります。震災時にある障がい者の方々は卒業した学校に避難しましたが、そこは避難所に指定されていませんでしたし、普段は自宅で生活している割合の高い障がい者は、いざという時に避難する場所すら地域にはないというのが私たちの社会です。そう考えると、やはり社会において弱いところから優先的に補強していくという視点をもっと実践していく必要があると思います。私たちは日常の中で何気ないふれあいを積み重ねています。意図的に助け合わなくても、ちょっと道を譲るとか、混雑している電車で席を譲るなどの行為は、社会生活の中で生じるわずかな摩擦を経験する中で関係性が育まれるわけですので、まずは社会的な参加機会をもっとできるようにすることはとても大切です。
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http://wayback.archive-it.org/2438/20110301000000/http://risk.ecom-plat.jp/index.php?module=blog&aid=16405&eid=11369
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