東日本大震災復興支援松戸・東北プロジェクトニュース ”黄色いハンカチ” 第19号 2014年7月1日発行 [PDF]

Submitted by RIJS on
Item Description
全部、流されました。家も財産も思い出も・・・。 家の鍵ひとつだけ残っています。認知症の夫と二人で、松戸に住む娘の近くの借家に住んでいます。二年 間は苦労しました。知り合いがいない、話ができない、主人の認知症が進む中、私は、12 キロも痩せて、 何度も死のうと思いました。あの頃は、「絆」とか、「がんばろう東北」、など盛んに言われていたけれど、言葉 は体を素通りして私には全く無関係なことだと感じていました。1年ほど前、松戸市役所から交流サロン「黄 色いハンカチ」のチラシが送られてきました。ここでは、皆さんが私の話を聞いてくれました。今では、家族のよ うに自然に会話ができます。主人が週4回ディサービスに行くので、私は、週2回ここに来ています。片道 20 分ほど歩きますが、運動だと思って通ってきます。ここに来ると楽しいですよ。
Translation Approval
Off
Media Type
Layer Type
Archive
Seeds
Geolocation
35.7828247, 139.8981575
Latitude
35.7828247
Longitude
139.89815750000002
Location
35.7828247,139.89815750000002
Media Creator Username
KH
Media Creator Realname
KH
Frequency
Archive Once
Scope
One Page
Language
Japanese
Media Date Create
Retweet
Off
Japanese Title
東日本大震災復興支援松戸・東北プロジェクトニュース ”黄色いハンカチ” 第19号 2014年7月1日発行 [PDF]
Japanese Description
全部、流されました。家も財産も思い出も・・・。 家の鍵ひとつだけ残っています。認知症の夫と二人で、松戸に住む娘の近くの借家に住んでいます。二年 間は苦労しました。知り合いがいない、話ができない、主人の認知症が進む中、私は、12 キロも痩せて、 何度も死のうと思いました。あの頃は、「絆」とか、「がんばろう東北」、など盛んに言われていたけれど、言葉 は体を素通りして私には全く無関係なことだと感じていました。1年ほど前、松戸市役所から交流サロン「黄 色いハンカチ」のチラシが送られてきました。ここでは、皆さんが私の話を聞いてくれました。今では、家族のよ うに自然に会話ができます。主人が週4回ディサービスに行くので、私は、週2回ここに来ています。片道 20 分ほど歩きますが、運動だと思って通ってきます。ここに来ると楽しいですよ。
old_tags_text
a:7:{i:0;s:58:"松戸・東北交流サロン 「黄色いハンカチ」";i:1;s:10:"newsletter";i:2;s:27:"コミュニティサロン";i:3;s:15:"避難者支援";i:4;s:18:"community building";i:5;s:6:"証言";i:6;s:11:"testimonial";}
old_attributes_text
frequency | Once | scope | Page | email | | language | Japanese|
Flagged for Internet Archive
Off
URI
http://wayback.archive-it.org/2438/20110301000000/http://yellowhandkerchief.web.fc2.com/newsletter1407.pdf
Attribution URI
http://yellowhandkerchief.web.fc2.com/newsletter1407.pdf