石巻専修大学経営学部山崎泰央ゼミナール|石巻市開成・南境地区仮設住宅における 東日本大震災後の生活と復興に関する調査 [PDF]

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仮設住宅への入居が始まって 1 年が経過し、住民たちの生活も表面的には落ち着きを取 り戻したように見える。しかし、調査からは「仮設」特有の問題も浮かび上がってきた。 第 1 に仮設住宅の住み心地について、全体的に満足度が低いことである。特に目立ったの は、遮音性、断熱性、結露など、阪神・淡路大震災や新潟県中越大震災でも生じた問題点 が解決されていなかったことだった。過去の大災害に学ぶことなく、仕様変更もほとんど 行われぬまま、地域の気候や実情に合わない仮設住宅が建設されていた。結局、多くの入 居者からの苦情を受けて、追加工事や諸設備の設置など、事後的な対応に追われている。 事前に解決すべき問題を放置した結果といえよう。
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Japanese
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石巻専修大学経営学部山崎泰央ゼミナール|石巻市開成・南境地区仮設住宅における 東日本大震災後の生活と復興に関する調査 [PDF]
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仮設住宅への入居が始まって 1 年が経過し、住民たちの生活も表面的には落ち着きを取 り戻したように見える。しかし、調査からは「仮設」特有の問題も浮かび上がってきた。 第 1 に仮設住宅の住み心地について、全体的に満足度が低いことである。特に目立ったの は、遮音性、断熱性、結露など、阪神・淡路大震災や新潟県中越大震災でも生じた問題点 が解決されていなかったことだった。過去の大災害に学ぶことなく、仕様変更もほとんど 行われぬまま、地域の気候や実情に合わない仮設住宅が建設されていた。結局、多くの入 居者からの苦情を受けて、追加工事や諸設備の設置など、事後的な対応に追われている。 事前に解決すべき問題を放置した結果といえよう。
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http://wayback.archive-it.org/2438/20110301000000/http://www.senshu-u.ac.jp/library/01_ishinomaki/fukkou-kyousei-project/04_3.11/01_topics/h24/0210_02/kasetsu_report2012.pdf
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