東北電力 東日本大震災復興情報レポート|工房地球村(山元町共同作業所) [PDF]

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震災後、多くの人がボランティアとして山元町を訪れたが、そのなかに現役を引退したばかりの精神科医、弟子丸和博(でしまるかずひろ)さんがいた。佐賀県から来て1カ月ほど滞在し、利用者のケアにもあたったが、「居場所をつくることが大切だ」と「工房地球村」の一刻も早い再開を呼びかけた。震災から2カ月後の2011年5月9日、「工房地球村」は再開。町内はまだ混乱していたが、 利用者のことを考えるとそれ以上先延ばしにすることはできなかった。弟子丸さんが九州の友人、知人に「工房地球村」のことを伝えると、500万円を超える義捐金が集まった。施設長の田口ひろみさんは「地域の人のコミュニティーが生まれるカフェをつくろう」と考えた。被災者が避難所から仮設住宅へと移る中、山元町には人が気軽に集まれるスペースがなかった。「義捐金は地域の人の役に立つ事業に使いたい」――そう考えたのだ。
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37.9396297,140.89044560000002
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東北電力 東日本大震災復興情報レポート|工房地球村(山元町共同作業所) [PDF]
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震災後、多くの人がボランティアとして山元町を訪れたが、そのなかに現役を引退したばかりの精神科医、弟子丸和博(でしまるかずひろ)さんがいた。佐賀県から来て1カ月ほど滞在し、利用者のケアにもあたったが、「居場所をつくることが大切だ」と「工房地球村」の一刻も早い再開を呼びかけた。震災から2カ月後の2011年5月9日、「工房地球村」は再開。町内はまだ混乱していたが、 利用者のことを考えるとそれ以上先延ばしにすることはできなかった。弟子丸さんが九州の友人、知人に「工房地球村」のことを伝えると、500万円を超える義捐金が集まった。施設長の田口ひろみさんは「地域の人のコミュニティーが生まれるカフェをつくろう」と考えた。被災者が避難所から仮設住宅へと移る中、山元町には人が気軽に集まれるスペースがなかった。「義捐金は地域の人の役に立つ事業に使いたい」――そう考えたのだ。
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http://wayback.archive-it.org/2438/20110301000000/http://www.tohoku-epco.co.jp/fukyu/report/contents/pdf/Report_f44.pdf
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