Item Description
2011年東北地方太平洋沖地震後に福島県浜通り付近で発生した正断層の地震群の強震記録
を用いて、スペクトルインバージョンにより短周期レベルを推定した。その結果、4月11
日のMJ7.0の地震の短周期レベルは、地殻内地震の平均値とほぼ同じであることがわかった。
また、MJ7.0の地震の最大加速度と最大速度は距離減衰式より大きいが、これには地盤増幅
の影響が含まれており、各観測点で得られている地盤増幅率で補正すると距離減衰式と同
レベルとなることを示した。さらに、他の逆断層の地震と比較して、より遠方まで、断層
平行方向に対する断層直交方向の応答スペクトル比が大きい傾向があり、Rayleigh波の卓越
が寄与していることを指摘した
Translation Approval
Off
Media Type
Layer Type
Archive
Seeds
Geolocation
37.3403658, 141.0091883
Latitude
37.3403658
Longitude
141.0091883
Location
37.3403658,141.0091883
Media Creator Username
KH
Media Creator Realname
KH
Frequency
Archive Once
Scope
One Page
Language
Japanese
Media Date Create
Retweet
Off
Japanese Title
日本地震工学会論文集|Vol.12 (2012) No. 7|2011年福島県浜通り付近の正断層の地震の短周期レベルと 伝播経路・地盤増幅特性 [PDF]
Japanese Description
2011年東北地方太平洋沖地震後に福島県浜通り付近で発生した正断層の地震群の強震記録
を用いて、スペクトルインバージョンにより短周期レベルを推定した。その結果、4月11
日のMJ7.0の地震の短周期レベルは、地殻内地震の平均値とほぼ同じであることがわかった。
また、MJ7.0の地震の最大加速度と最大速度は距離減衰式より大きいが、これには地盤増幅
の影響が含まれており、各観測点で得られている地盤増幅率で補正すると距離減衰式と同
レベルとなることを示した。さらに、他の逆断層の地震と比較して、より遠方まで、断層
平行方向に対する断層直交方向の応答スペクトル比が大きい傾向があり、Rayleigh波の卓越
が寄与していることを指摘した
old_attributes_text
frequency | Once | scope | Page | email | | language | Japanese|
Flagged for Internet Archive
Off
URI
http://wayback.archive-it.org/2438/20110301000000/https://www.jstage.jst.go.jp/article/jaee/12/7/12_7_1/_pdf
Attribution URI
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jaee/12/7/12_7_1/_pdf