Item Description
芝浦工業大学豊洲キャンパスの地盤、校舎には複数の加速度計が設置され、地震観測が行
われている。また、不整形な立面・平面を持つ免震構造である校舎の免震層内には複数の
層間変位計が設置されている。東北地方太平洋沖地震で記録された層間変位計毎の粒子軌
跡は、異なった形状を示しており、免震層では並進振動の他に、回転振動をしていたこと
が示唆される。そこで、本論文では、同地震における免震層の動的挙動を推定することを
目的に、同一平面内の2台以上の加速度計の観測記録を用いて並進、回転成分を簡易に推定
する方法を新たに提案し、同地震の観測記録に適用した。その結果、免震層における回転
成分の最大値は 3.8x10-4 rad 程度、並進成分による層間変位の最大値は 6cm 程度であった
ことが示された。
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35.660808, 139.7954854
Latitude
35.660808
Longitude
139.79548539999996
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35.660808,139.79548539999996
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KH
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KH
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One Page
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Japanese
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日本地震工学会論文集|Vol.13 (2013) No. 3|2011年東北地方太平洋沖地震における不整形な立面・平面を持つ免震構造物の免震層における並進、回転成分の推定 [PDF]
Japanese Description
芝浦工業大学豊洲キャンパスの地盤、校舎には複数の加速度計が設置され、地震観測が行
われている。また、不整形な立面・平面を持つ免震構造である校舎の免震層内には複数の
層間変位計が設置されている。東北地方太平洋沖地震で記録された層間変位計毎の粒子軌
跡は、異なった形状を示しており、免震層では並進振動の他に、回転振動をしていたこと
が示唆される。そこで、本論文では、同地震における免震層の動的挙動を推定することを
目的に、同一平面内の2台以上の加速度計の観測記録を用いて並進、回転成分を簡易に推定
する方法を新たに提案し、同地震の観測記録に適用した。その結果、免震層における回転
成分の最大値は 3.8x10-4 rad 程度、並進成分による層間変位の最大値は 6cm 程度であった
ことが示された。
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frequency | Once | scope | Page | email | | language | Japanese|
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http://wayback.archive-it.org/2438/20110301000000/https://www.jstage.jst.go.jp/article/jaee/13/3/13_3_14/_pdf
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https://www.jstage.jst.go.jp/article/jaee/13/3/13_3_14/_pdf