「世間ではあれから3年、もう3年って言いますが、私らからすればまだ3年なんですよね」 これが福島です。喉元を過ぎたら忘れてしまう、ということにならないようにしていくのが、 このコラムを読んで下さった方々へのお願いです。 事故からまだ3年しか経っていないのに、「危険だ」「大丈夫だ」といった判断はできません。 すべての検査が終わっていない段階で「心配ない」と断言するような証拠はどこにもありません。 だから「測ること」「知ること」「記録すること」が重要だというのが二本松市の方針です。 二本松市では測ることを徹底してやっています。毎年7月はじめに空間線量率を事細かに測定 しています。複数のポイントで平均値をとっています。これまでの調査から、事故のあった2011 年と翌年以降とを比べると、後年のほうが線量が高くなっている地域もあります。こうした放射 性物質が動いていくことを市民に公表し、危険な区域を周知徹底しています。
「世間ではあれから3年、もう3年って言いますが、私らからすればまだ3年なんですよね」 これが福島です。喉元を過ぎたら忘れてしまう、ということにならないようにしていくのが、 このコラムを読んで下さった方々へのお願いです。 事故からまだ3年しか経っていないのに、「危険だ」「大丈夫だ」といった判断はできません。 すべての検査が終わっていない段階で「心配ない」と断言するような証拠はどこにもありません。 だから「測ること」「知ること」「記録すること」が重要だというのが二本松市の方針です。 二本松市では測ることを徹底してやっています。毎年7月はじめに空間線量率を事細かに測定 しています。複数のポイントで平均値をとっています。これまでの調査から、事故のあった2011 年と翌年以降とを比べると、後年のほうが線量が高くなっている地域もあります。こうした放射 性物質が動いていくことを市民に公表し、危険な区域を周知徹底しています。