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富岡港近くに、殉職警察官が乗っていたパトカーがある。原型を留めていないその姿に、声も出ない。この震災で福島県内では5人の警察官が殉職した。うち一人がまだ見つかっていない。いずれも、住民の避難誘導中に津波に巻き込まれたとみられている。このパトカーには2人の警察官が乗っていた。1人は30キロ沖の大平洋上で発見された。26歳の若き警察官がまだ、見つかっていない。彼は、剣道の達人だった。壊れたパトカーには、母校の高校剣道部から贈られた竹刀が手向けられていた。
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37.3379931, 141.0247463
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37.3379931
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141.02474630000006
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37.3379931,141.02474630000006
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Japanese
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Japanese Title
大和田新の福島レポ » 第678話 富岡港~殉職の碑』
Japanese Description
富岡港近くに、殉職警察官が乗っていたパトカーがある。原型を留めていないその姿に、声も出ない。この震災で福島県内では5人の警察官が殉職した。うち一人がまだ見つかっていない。いずれも、住民の避難誘導中に津波に巻き込まれたとみられている。このパトカーには2人の警察官が乗っていた。1人は30キロ沖の大平洋上で発見された。26歳の若き警察官がまだ、見つかっていない。彼は、剣道の達人だった。壊れたパトカーには、母校の高校剣道部から贈られた竹刀が手向けられていた。
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frequency | Once | scope | Page | email | | language | Japanese|
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http://wayback.archive-it.org/2438/20110301000000/http://kyosaren-fukushima.org/blog-o/678/
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http://kyosaren-fukushima.org/blog-o/678/