がんばっぺ！！ いわき: 被災地で頑張り続けている看護の仲間を応援しよう！看護連盟プロジェクト

外部からの支援がないまま、数日が過ぎた。水や食料の確保が困難なため、通常業務ができず、帰宅可能な方には帰っていただき、入院患者は半数近くになった。院内では非常事態が宣言され、病棟は統合し、空いた病室は看護師の宿泊施設となった。残った職員総出で、連日浄水場まで行って水を運んだ。医師は看護師に協力し、入院患者を介護するうえで強力な助っ人となった。ガソリン不足のため、職員は相乗りで通勤した。病院の建物自体の被害は少なかったが、透析センターの閉鎖は大きなダメージだった。全国からの支援を受け、患者さんは全員他県の病院へ移送することが決まった。暗い透析室に佇む医師の姿は、一生忘れることができないだろう。