宮城県でDMAT活動に参加して: 被災地で頑張り続けている看護の仲間を応援しよう！看護連盟プロジェクト

平成23年3月11日、15時15分。厚生労働省医政局DMAT事務局から全国のDMAT隊員に待機要請のメールが発信された。当日、私は勤務がなく、自宅のテレビで地震のことを知った時は、東北地方であり出動準備はないだろうと思っていた。しかし、津波による被害を映像で目の当たりにした瞬間、九州でも広域搬送医療拠点（SCU）の立ち上げが必要になるだろうと感じていた。そこに、自部署の師長と医師から連絡が入り、出動準備のため病院へ向かった。出動要請があればいつでも対応できるように、病院で待機した。