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—今、どちらにお住まいですか?「いわき市内です。もともとは富岡町で生まれ育って」—震災があった時には富岡町にいらっしゃったんですか?「町内の自分の職場にいました。長時間揺れたんで、こんな揺れは初めてだって思いました。3分くらい強い揺れがゴーっと続いて、一度止まったらまた揺れがまた来て。これはただごとではないなって感じがしましたね」—その後は、どういうかたちで避難することになったんですか?「一度、家に戻りました。家の中はぐちゃぐちゃになってました。私は中学生の子供を迎えに行って、その後、同じ町内の嫁さんの職場のほうに行ったんです。そこも大きなホールみたいなところなんで、避難所になっていまして。私と中学生の息子も、そこで一晩過ごしました。高校生の子供がふたり、いわき市内の高校に通っているんですね。電車も通ってないし道路も寸断されているので、その日は帰ってこれないってことで、そのまま学校に泊まったんです。それで、一晩町内で明かしまして、そしたら『第一原発』が危ないってことで、 “避難しろ”という指示が出て、嫁さんは職場のひとたちと川内村に避難しました。私は高校生の子供たちをなんとかし
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37.05
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37.05,140.888
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Japanese
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Japanese Title
富岡町出身いわき市在住・40代男性(自営業) | 福島からの言葉 Connecting the dots vol.1 | TheFutureTimes
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—今、どちらにお住まいですか?「いわき市内です。もともとは富岡町で生まれ育って」—震災があった時には富岡町にいらっしゃったんですか?「町内の自分の職場にいました。長時間揺れたんで、こんな揺れは初めてだって思いました。3分くらい強い揺れがゴーっと続いて、一度止まったらまた揺れがまた来て。これはただごとではないなって感じがしましたね」—その後は、どういうかたちで避難することになったんですか?「一度、家に戻りました。家の中はぐちゃぐちゃになってました。私は中学生の子供を迎えに行って、その後、同じ町内の嫁さんの職場のほうに行ったんです。そこも大きなホールみたいなところなんで、避難所になっていまして。私と中学生の息子も、そこで一晩過ごしました。高校生の子供がふたり、いわき市内の高校に通っているんですね。電車も通ってないし道路も寸断されているので、その日は帰ってこれないってことで、そのまま学校に泊まったんです。それで、一晩町内で明かしまして、そしたら『第一原発』が危ないってことで、 “避難しろ”という指示が出て、嫁さんは職場のひとたちと川内村に避難しました。私は高校生の子供たちをなんとかし
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frequency | Once | scope | Page | email | language | Japanese|
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http://wayback.archive-it.org/2438/20110301000000/http://www.thefuturetimes.jp/archive/no01/fukushima/article/005.html
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http://www.thefuturetimes.jp/archive/no01/fukushima/article/005.html