ふれあいネットまつど｜東日本大震災復興支援 松戸・東北交流プロジェクト活動報告集 2012年9月～2014年4月 [PDF]

ここでは、サロンの“今”と“これから”について述べてみます。報告集にもありますとおり、交流プロジェクト運営の松戸・東北交流サロン「黄色いハンカチ」は大勢の来訪者でにぎわっています。避難者の方に来ていただきたいと始めました事業が皆様に受け入れられ当初の目的は、ほぼ果たしていると感激しております。避難者同士（出身地域は違っても）の交流も深まり、親密な関係を作りながらサロンに訪れています。避難者と市民の交流もサロン外でもあるように聞いております。さらに今年に入り、新しい避難者の方が訪れてくださり、それが何よりうれしいことです。スタッフ側もなじめるように暖かく迎え入れています。サロンを訪れないまま、松戸もホットスポットで変わりないといわき市に戻られた方。いわき市にはやはり住めないと松戸に住んでいらっしゃる方。こういったことを自身で判断し実行に移すのはつらくストレスの多いことと拝察しています。大震災の復興への課題は、益々深くなっている気がいたします。