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5月6日のスティムソン・センターでの基調講演では、とりわけ原発問題に関し、3つの教訓を指摘、それに対する政策対応を提案した。すなわち、(1)津波をはじめ、外部ショックに強くなる対策を強化すべきであり、特に、今回で原発の脆弱性が明らかになったがゆえに、テロ対策は強化せねばならない。自衛隊による警備も真剣に検討すべき。また、(2)規制組織の独立化と透明化が緊急課題であり、原子力産業育成を担う経済産業省から、原発の規制を担う原子力安全・保安院を完全独立させること。さらに(3)54年前にできた日本の原子力法制度は、これまで抜本的見直しがなされないまま。原子炉の安全規制(経産省)と放射線防護(文科省)、原子力賠償(文科省)がそれぞれ別々の法律になっていたり、原子炉の安全規制が2つの法律にまたがってしまっている、など。安全規制法制度の一元化と国際標準化は待ったなしだ。
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Japanese
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原発の教訓を世界に | やすひさの独り言 | 塩崎やすひさ 衆議院議員 愛媛1区 (松山市)
Japanese Description
5月6日のスティムソン・センターでの基調講演では、とりわけ原発問題に関し、3つの教訓を指摘、それに対する政策対応を提案した。すなわち、(1)津波をはじめ、外部ショックに強くなる対策を強化すべきであり、特に、今回で原発の脆弱性が明らかになったがゆえに、テロ対策は強化せねばならない。自衛隊による警備も真剣に検討すべき。また、(2)規制組織の独立化と透明化が緊急課題であり、原子力産業育成を担う経済産業省から、原発の規制を担う原子力安全・保安院を完全独立させること。さらに(3)54年前にできた日本の原子力法制度は、これまで抜本的見直しがなされないまま。原子炉の安全規制(経産省)と放射線防護(文科省)、原子力賠償(文科省)がそれぞれ別々の法律になっていたり、原子炉の安全規制が2つの法律にまたがってしまっている、など。安全規制法制度の一元化と国際標準化は待ったなしだ。
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http://wayback.archive-it.org/2438/20110301000000/https://www.y-shiozaki.or.jp/oneself/index.php?start=145&id=1019
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