(財)全国母子寡婦福祉団体協議会--全母子協ニュース第38号 2012年（平成24年）1月｜東北地方太平洋沖地震関連　被災地は今 [PDF]

母子家庭の母親として思うことは、母子家庭のお母さんは人よりも仕事が出来、人よりも先んじなければ社会適応・自立出来ないということです。子どもを預ける先がなくて人よりも早く職場に顔を出すためには、更に40分も歩いて人よりも先んじるためには、どうしたら良いのでしょうか？専門家からも言われていることですが、被災直後の避難所生活だった頃よりも、数ヶ月を経過して元の暮らしへ戻っていこうとする今日、むしろこれまで表に出てこなかった心理的・社会的・現実的問題が重くのしかかるとのことです。まずは助ける者が力を持つ必要があります。岩手県の母子会では僅少な人員で奮闘しておられます。全国の絆として被災地を力強く応援していきたいと思います。