復興釜石新聞 - 釜石　ふるさと元気隊／エフエム岩手

☆復興釜石新聞とは？ 　岩手東海新聞社の元従業員ら１１人が合同会社釜石新聞社を立ち上げ、釜石市の広報紙も兼ねた地域紙。市の緊急雇用対策事業による資金援助を受けて、毎週水曜日、土曜日に発行する。製作は釜石新聞社で行い、印刷は盛岡市の地域紙・盛岡タイムス社に委託し、釜石新聞の従業員や市の行政連絡員約１２０人が市内全世帯（仮設住宅も含む）に配達する。現在は無料だが、今後は有料の地域紙として自立を目指している。 ☆岩手東海新聞とは？ 　１９４８（昭和２３）年に創刊した釜石市に本社があった地域新聞。通称は東海新聞または東海。釜石市に本社があり、大槌町、山田町、宮古市で発行。記事は、行政情報、イベント、スポーツのほか、出生、結婚、死亡の慶弔情報、休日当番医や資源ごみの日、テレビ・ラジオの番組表など、新聞を読めば地域のさまざまな情報を入手することができる貴重な情報源だった。しかし、３月１１日の東日本大震災で本社が被災し、記者２人も死亡。１階にあった新聞を印刷する輪転機が浸水。新聞発行は困難になり、休刊状態が続いていた。全従業員も３月下旬に解雇された。