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Media Type
Layer Type
Archive
Urayasu Disaster Archive
Geolocation
35.662533, 139.894126
Latitude
35.662533
Longitude
139.894126
Location
35.662533,139.894126
Media Creator Username
浦安市
Media Creator Realname
浦安市
Frequency
Archive Once
Scope
One Page
Internet Archive Status
Not Submitted
Language
Japanese
Media Date Create
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Japanese Title
浦安市猫実在住 70代男性 震災体験談(震災当日の出来事)
Japanese Description
【震災当日】
● 地震発生時は中央図書館に
それまで震度5の地震は二度経験したことがありましたが、それを上回る体感で、腰が抜けたようになりました。中央図書館の地盤は、元は天皇家に献上されていた金魚の養殖池であったことが頭によぎり、とても心配になりました。
長年通っている図書館ですので、館内の構造はよくわかっているつもりです。そのときは、避難誘導の為にとどまってましたがどこへ避難するのかわかりません。外へ出た所で地割れが起きるかもしれませんし、建物が崩壊してくるかもしれません。だからといって館内にいても大丈夫なのか……という思いもありました。
そのこともふまえて待機していました。
歩いて10分ほどの自宅に、当時87歳の父がひとりでいたので、そのことも気が気ではありませんでした。揺れが収まってから15分ほどしてからでしょうか。すぐに自宅へと戻りました。
●近くに住む身体が不自由な叔母も心配
帰宅すると父が食器棚を押さえていました。家の中には書類や本などが散乱していましたが、幸いテレビも無事でしたし、特に大きな物が壊れたり、落ちたりしている様子はありませんでした。
浦安駅近くにひとりで住んでいる、年老いた叔母のことも気になって仕方がありませんでした。叔母は目がほとんど見えず、耳も片方しか聞こえない状況です。幸い、デイサービスに行っている曜日であったことを思い出し、施設へかけつけ、預かってくれるとのことで、そこへ居させていただきました。
● 困ったのは水、そして電気
落ち着いて、まずは自宅の被害状況を確認したところ、水は水圧を下げられていましたが、それ以外の大きなダメージはありませんでした。ガスもプロパンを使用していたので、問題なく使えました。今考えると一時期、多くの家がオール電化にしましたが、家はプロパンのままにしておいて本当に良かったと思います。
震災のときなどには、進化した生活は役に立たないものが多いのかもしれません。電気ストーブなども電気が使えなくなったらおしまいです。震災当日は3月でしたから、まだ暖房も必要な時期でした。エアコンや電気ストーブしかないお宅は、結構厳しかったのではないかと思います。こういうときには、石油ストーブが役立ちます。
それでも、炊飯器をはじめ家電製品が多いため、電気が使えなくなったらどうしよう、とは思いました。ただし乾パンや缶詰のようなそのまますぐに食べられる物が十分に備蓄してあったので、それほど深刻に心配してはいなかったように思います。
注:提供いただいた市民より以下に留意していただくよう要請がありました。
1.これは震災の記録として残す為記述したものです。
2.全三回分を再構成し一回分に編集したものです。
3.故に詳しくは残りの部分を参照していただきたい。
4.正確な記憶に基づき述べたものですが、他の記録との整合性については考慮しませんでした。
5.これらの事柄から何か学びとってもらえれば次に役だつと思われます。
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コンテンツ番号 : UT00000206
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http://urayasu-shinsai-archive.city.urayasu.lg.jp/item/?id=M2015112019014452308
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