浦安市入船在住 70代男性 震災体験談(震災当日の出来事)

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Japanese
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Japanese Title
浦安市入船在住 70代男性 震災体験談(震災当日の出来事)
Japanese Description
【震災当日の出来事】 ●陶芸サークル活動中に地震発生 日の出公民館で陶芸サークルの最中に揺れだしました。棚などが大きく動くほどではなかったので、そんなにたいしたことはないと思っていました。下に車がついている乾燥棚に作品がいっぱい載っていましたが、不思議と一個も落ちないんです。だから恐怖感というものはなかったですね。 ●歩道のタイルがはじけ飛ばされる様子を目撃 公民館の中にいるとそんなに揺れているとは感じないのに、窓から見ると、外に出てきていた隣の交番のお巡りさんは、揺れがすごくてまったく何にも出来ないんです。それに、公民館の外階段に押されて、歩道のブロックタイルが3メートルぐらいはじけ飛んでいるのが見えました。外階段と地面のどちらが動いているか分からないから、外階段の方がこっちに寄ってきて、じっとしている地面のタイルを飛ばしているように見えるんですね。そのうち、窓の一番下にあった植栽の根が1メートルくらいの棚のところまで上がってくるし、これはすごいことだと思いました。公民館のホールは吹き抜けで、2階のところがガラスで危ないから、みんなを屋根の下へさげて「なにしろ少しじっとしていよう」と言った記憶があります。 ●液状化の水をかきわけ帰宅 少し落ち着いたから、そろそろ帰ろうかと道路を見たら、液状化で真っ黒な水が道路に出てきていました。そのときは10センチくらいだったかな。日の出公民館の駐車場を車で出ようとしても、建物と外の間に30センチくらいの段差ができていて出られないんですよ。これは困ったなと思って、そのへんにあったレンガだとかブロックを置いて道路に出たら、もう水がタイヤの半分ぐらいまで上がっていました。それでもまだ走れたので、水をかきわけながら帰りました。 ●団地の敷地も液状化、隣近所と夜を過ごす 私は入船中央エステートに住んでいましたから、第二湾岸を超えて土手の横から駐車場に入っていきます。でも、道路が山型に折れていて、とても車が通れない。しょうがないから戻って、別の道を通って駐車場に車をいれました。帰ったら、かみさんがひとり家にいました。家の前もやっぱり液状化で、僕が帰ってきた午後4時前ぐらいでも、電信柱の横から真っ黒な水がボコボコと出ていました。近所の人たちも、ご主人が勤めている人たちは帰って来られなくなっていました。奥さんばかり、みんな年寄りですから、持ち寄りで一緒に飯を食おうという話になり、その日は3軒ぐらいが食料やお酒なども持ち寄って宴会になっちゃったんですよ。それぞれの家のご主人は、明け方歩いて帰ってきましたね。
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