浦安市入船在住 60代男性 震災体験談(震災発生翌日~現在)

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浦安市
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Japanese
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Japanese Title
浦安市入船在住 60代男性 震災体験談(震災発生翌日~現在)
Japanese Description
●翌朝から自治会で復旧作業:翌朝は7時に自治会長を呼び出し、入船リバーサイド自治会のメンバーを全員集めて臨時会議を開きました。まずは人員点呼と仮設トイレの設置法などを説明。それからベニヤ板で伝言板を設置しました。エリアの状況や給水所の情報などをそれでメンバー間で共有します。9時頃から住民総出で団地内の泥かきを行い、なんとか人が通れるようにしました。うちの団地は70世帯あるんですが、ガスは一部のエリアで、上下水は完全にダウンしていました。その翌日には自衛隊の給水車が習志野から来てくれました。入船南小の給水所には毎日朝から給水車がいますから水が足りなくて困ったという事はありません。ただ、震災の翌日に作った仮設トイレのにおいがひどくて、女性はやはり敬遠してしまうんですよね。そうして震災1週間くらいは住民が団結して動きました。●家の修理をめぐるトラブルが起きた:自治会で災害復興委員会を作り、私が初代の委員長に就任しました。70軒をジャッキアップして修復する案を出したところ、家を建て替えたいという住民と半々に分かれてしまってね。それまで手を取り合っていた彼らが急に対立してしまったんです。私も悪口をさんざん言われましたね。対立している住民の間では、嫌がらせなども度々ありましたね。でも今になって考えると彼らの心情もよく分かるんです。それぞれ人生設計があるのに、あの震災で人生の選択を迫られたわけですから。外壁を直してジャッキアップすると1軒あたり220万円くらい。それが70軒分。団地内の下水管や舗装も直してさらに1億くらい。住民のいろいろな心情なんかを考慮しながら話し合いを進めて行って、70軒を修復する案で全員が合意できたのが2014年4月です。●傷ついた人の心を癒すことが先決と思う:災害が起きて家や道路が壊れます。そういったハード面の修復にはすぐ着手できるのですが、実は住民の心も壊れてしまっている事を見てあげないといけません。人の心ってのは、なかなか修復するのが難しいですから。東北地方を見ているとなおさらです。たとえば年金暮らしの方に公営住宅があてがわれても、わずかな年金のなかから家賃の負担が起きてくる。災害時の一番の悲劇とは、力ない人たちがもっと力を失ってしまうことですよね。地震保険に入っているか否かでその後の負担も変わってきます。お金だけではないけど、心の中にずっとしこりが残ってしまうものですよ。震災直後に助け合っていた住民同士がそんな理由で対立を始めてしまう。総理にも手紙を送ったこともありましたけど、やっぱり災害時は人の心をケアすることが最優先だと思います。
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