浦安市日の出在住 80代男性 震災体験談(震災当日の出来事)

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35.648457
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浦安市
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Japanese
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Japanese Title
浦安市日の出在住 80代男性 震災体験談(震災当日の出来事)
Japanese Description
●上野から家に帰ろうとしたときに被災:東京の上野に出かけていて、そろそろ家に戻ろうと思って駅にいたとき、ちょうど電車が止まってしまいました。そのとき待合室にいたのですが、皆外へと追い出されてしまいました。電車が動き出すまで待っていようと思ったのですが、しだいに寒さも増してきます。あのときは本当に辛かったのを覚えています。太陽が照っているうちに家に戻ってくる予定で出かけたものですから、上着などの用意もしていませんでした。日が暮れると、本当に寒さが身にしみます。どこかの店で服を買おうかとも思ったのですが、案の定空いている店などありませんでした。当日、地震発生直後にほとんどの店が閉めてしまっていたのですね。●回り道をしながら、やっと帰宅:夜遅くになってから、やっと地下鉄が動いたということで、電車に乗り込みました。銀座線だったのですが、この際、行先など構ってはいられません。とにかく体を温めたい。少しでも暖かい場所へ行きたいという思いでいっぱいでした。取りあえず、渋谷駅まで行きました。そこから日本橋へと行くと東西線が動いていましたので、それに乗って浦安へと帰ったわけです。浦安駅に着いたのは、もう12時を過ぎていたかと思います。でも、なぜかその日はバスが動いていたので、それに乗って日の出にある自宅へと戻ることができました。●思い出せるのは、あまりにもひどかった駅の対応と寒さ:震災当日のことはあまり思い出すことができないのですが、駅から追い出されてとても辛い思いをしたということは今でも鮮明に覚えています。あまりにも寒くて、どうやってでも自宅に戻りたいという気持ちでいっぱいでした。地震の規模の大きさと被害の様子を知ったのは、駅か町のテレビだったかと思います。東北で起きた津波や火災の様子を見て、これは大変なことになった……と思いました。とりあえず家族が心配するといけないので、夜遅くに携帯が通じるようになってから家に電話をしました。ちょうど大学生の孫が家にいて、話をすることができました。家にたどり着いてからのことは、ほとんど覚えていません。あまりの疲れで、倒れるように就寝したのではなかったかと思います。
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コンテンツ番号 : UT00000153
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