牡鹿新聞社 | 石巻 渡波地区 牡鹿新聞 おじいちゃん記者 平塚俊夫さん | にっぽん紀行 | TVでた蔵

牡鹿新聞の記者は88歳の平塚俊夫さんただ1人だけ。取材の日、俊夫さんは地元の人たちの奉仕活動に密着していた。「細大漏らさず情報を流す」をモットーにしており、この日も参加者全員の名前を書き留めていた。俊夫さんは津波で自宅を流されたため、今はアパートで妻の和江さんと2人で暮らしている。震災前、隣に住んでいた長男一家は離れた仮設住宅に移った。孫の史也くんは小学1年の時から出来上がった新聞を配達している。新聞が完成した日の夜だけは家族が揃い、夕食を食べることにしている。