何が「想定外」であったのか。: 保立道久の研究雑記

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Japanese Title
何が「想定外」であったのか。: 保立道久の研究雑記
Japanese Description
網野さんの無縁論に関連しますが、「無所有」について思うのは、3・11のあと、福島のゴルフ場が東京電力に対して除染の補償を求めた訴訟がありましたが、そのときに東電側がどう主張したかというと「そもそも放射能は無主物だ」として反論しました。無主・無縁の自然というものが目の前に存在していて、そもそもは人間が核エネルギーを引きだしたというのは一つの達成ではあるけれど、それによってこういう事態がもたらされているわけです。これは現代的な無縁の形態ですよ。そのことを歴史的な事実を含めてすべて明らかにするということになると、これは明瞭に歴史理論の領域に関わってくると思います。この歴史理論の部分を社会科学、人文科学全体で共有することは、歴史学にとっては抜かしてはならない課題だと思うのです。
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