2020仙台ワークショップ課題

２０１２年３月、気仙沼大島を訪れた。「緑の真珠」といわれた島の海岸には車や大木や家財などの大きなものが山積みになっていた。旅館の女将さんから震災時のお話を聞く。「震災当時」という言葉の中で語られるお話が、目の前で見ている震災から１年後の島の様子と重なり、胸が締め付けられるような思いがしたのを覚えている。 以降、島を毎年訪れ、同じ場所をカメラにおさめている。