【防災DXの新展開①】日常時から災害に備え　広がる「フェーズフリー」 | 電波新聞デジタル

「フェーズフリー」――。そんな防災の考え方が広まってきた。災害時と日常時の局面（フェーズ）を区別しないという新しい概念だ。

　11日に東日本大震災の発生から14年の歳月が流れる中、この間にも甚大な被害をもたらす自然災害が多発。2024年1月に起きた能登半島地震も災害列島に住む現実を日本人に突きつける中、大規模災害に備える生活者の意識が高まっている。