日蓮宗新聞社｜東日本大震災 渡邊本部長、三県支部長と合同会合

日蓮宗災害対策本部（渡邊照敏本部長）では平成２３年４月21日福島・宮城・岩手三県の災害対策支部長と合同会合を行った。被災寺院では住職・寺族の疲労が蓄積しており長期のサポートを要望する声などもあがった。全焼した大槌町蓮乗寺では、プレハブの仮本堂を建立し避難所から引っ越し。流失・焼失した寺院では最低限度の法務が行えるよう仏像・仏具・法衣などの提供を求めていることが伝えられた。福島県では、放射能汚染の問題によってボランティア団体等が入っておらず、沿岸部では道路寸断などのため被害調査ができていない地域があること、沿岸地域の津波被害が甚大で、相馬市、南相馬市では特に多くの檀徒が犠牲となっていると報告された。