福島　フクシマ　ＦＵＫＵＳＨＩＭＡ ｜いわきのホットスポット　志田名・荻地区　住民が自ら調査し告発

2011/07/05のエントリー　いわき市の北端、福島第一原発から約２８キロの地点にあるいわき市川前町下桶売志田名（かわまえまち　しもおけうり　しだみよう）地区と同町下桶売荻(おぎ）地区の住民が自ら、放射線量を調査し、ホットスポットであることを告発している。平成２３年３月１３日から１５日かけて相次いで福島第一原発は水素爆発を起こすし、１５日の風は第一原発から南西方向に吹いており、しかも雨が降っていた。水素爆発で吹き上げられた放射性物質が雲に吸収され、その雲が山にぶつかって放射性物質を大量に含んだ雨を降らせた場所が志田名・荻地区だった。「屋内退避地域」に指定されたが、同地区の放射線量を調査せずに４月２２日、指定を解除された。住民は放射線の子どもへの影響と後継者育成を心配している。