Vol.153 三度目の相馬・南相馬訪問記 - MRIC by 医療ガバナンス学会

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2011年4月30日 三回目の福島入りの今回、南相馬市の脳卒中問題が浮き彫りになりました。同市は県から、30km圏内の入院を禁じられており、手術ができない状況が続いています。救急搬送される患者は、福島市か仙台に運ばれます。福島市から相馬市の移動に1.5時間ほど搬送にかかります。南相馬市からの移動はゆうに2時間 はかかるでしょう。いわゆる脳卒中のゴールデンタイムを超過します。また脳卒中問題の他にも、精神科分野も問題が発生しています。南相馬市から第一原発にかけて、精神科があるのは、双葉病院、双葉厚生病院、小高赤坂病院、雲雀ヶ丘病院で、計500床ありましたが、今回の震災で、すべて閉じられました。精神科の医師はいなくなってしまいました。震災から一ヶ月半が経ちました。物理的な被災者の救済が収束しつつ、目に見えにくい問題の解決が求められています。
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Geolocation
37.6421608, 140.9572757
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南相馬市
Latitude
37.6421608
Longitude
140.9572757
Location
37.6421608,140.9572757
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Japanese Title
Vol.153 三度目の相馬・南相馬訪問記 - MRIC by 医療ガバナンス学会
Japanese Description
2011年4月30日 三回目の福島入りの今回、南相馬市の脳卒中問題が浮き彫りになりました。同市は県から、30km圏内の入院を禁じられており、手術ができない状況が続いています。救急搬送される患者は、福島市か仙台に運ばれます。福島市から相馬市の移動に1.5時間ほど搬送にかかります。南相馬市からの移動はゆうに2時間 はかかるでしょう。いわゆる脳卒中のゴールデンタイムを超過します。また脳卒中問題の他にも、精神科分野も問題が発生しています。南相馬市から第一原発にかけて、精神科があるのは、双葉病院、双葉厚生病院、小高赤坂病院、雲雀ヶ丘病院で、計500床ありましたが、今回の震災で、すべて閉じられました。精神科の医師はいなくなってしまいました。震災から一ヶ月半が経ちました。物理的な被災者の救済が収束しつつ、目に見えにくい問題の解決が求められています。
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http://wayback.archive-it.org/2438/20110301000000/http://medg.jp/mt/2011/04/vol152.html
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