Vol.446 福島県南相馬市・大町病院から（5） - MRIC by 医療ガバナンス学会

2012年3月29日　『東日本大震災における救急医療』の中で災害対策本部に当初医療班が含まれていな かったこと、医師が搬送調整に入れたのは搬送計画が決まった後からであることを話されていた。福島県の役人の災害医療の不慣れさや国とのコミュニケーショ ンの悪さが避難区域の病院入院患者や介護施設入所者の移動を遅らせたことは否定できない事実だと思うと述べている。これからは災害医療コーディネーターの形で行政に医療が係わっていかなければとの意見があることの紹介。