雄勝町船越地区の高台から船越湾を一望。１カ月半を経過した５０日あたりで、ようやく民家の２階にあがった家が撤去されました。皆さんはまだ、大須小学校の避難所や親戚宅にいるようです。瓦礫も少しだけ撤去されてきました。
雄勝町
雄勝町船越地区の高台から船越湾を一望。もう１カ月も経過したのに民家の２階にあがった家がまだあります。住民は１軒だけが暮らしていますが、他の世帯は大須小学校の避難所や親戚宅にいるようでした。
言葉もなくただただ立ちつくすだけでした。自然の力に人間はなすすべがないのでしょうか？ 地震がきたらまず高台へ避難する。まずは命あってのことです。家具はなんとかあとからでも、また揃えることができるのだから！
船越小学校の校庭は瓦礫の山となっています。地区内からでたものを校庭に集めてます。３時２５分！船越小学校を襲った時間と思われます。３ヶ月経過しても時計があの日、あの時を思い出させるのです。
船越の中心地の高台にある「天王山」から船越湾を一望、津波被害の恐ろしさを改めて痛感しました。本当に「何もかもなくなった！」、いったい船越湾には何十メートルの津波がきたのだろうか？この悲劇を繰り返してはいけません！
雄勝町船越湾、津波被害の民家とウミネコかカモメ？が・・・後方には八景島が震災前と同じく船越を見つめてます
平成２３年６月２１日、雄勝町船越小学校において、船越地区の合同慰霊祭。その学校まえには石碑が。昭和８年３月３日の石碑。先祖様からのこの教訓はいかされたのでしょうか？石碑をみて痛感いたしました。船越地区でも１６名（他地区での被災を含めて２１名？）が津波被害のようでした。
